新規医療技術の開発環境は日々変化し、また、国際競争も激化し、医療技術開発におけるアカデミアへの期待は益々高まっています。アカデミアでは、学内で行われている膨大な基礎研究の中から実用化に結び付く医療技術シーズを同定し、確固たる開発戦略を策定した上で、研究開発を次ステージに移行させていくことが重要になります。また、適切なプロジェクトマネジメントを適用してシーズを育成・管理することで、大学に強力なシーズポートフォリオが形成されていきます。

  こうしたアカデミアでの研究開発の変革期に、先進医療研究センターは、人々の健康福祉と医療の未来に貢献することをミッションとして平成304月に設立されました。先進医療研究センターは、医学部、医学部附属病院、工学部、農学部、及び染色体工学研究センター等からの知識、スキルを集結した全学的なアプローチにより、医療技術シーズ発掘、橋渡し研究、臨床研究から実用化までの研究開発段階をシームレスに支援しています。また、医学部内の専門領域に基づき形成した研究クラスターを活用し、外部資金獲得のための研究計画ブラッシュアップ支援、相談及び学内外での共同研究マッチング等を推進しています。さらに、医療技術の研究開発を目指す人材の育成も推進しています。

  医療技術の研究開発のプロフェッショナルとしてのさらなる研鑽と地方から世界に発信できる医療技術の研究開発の推進並びに革新的な医療の早期実現を目指します。

 先進医療研究センター長

武中 篤