実験動物の購入/授受手続き

実験動物購入申込みから動物飼育開始までの流れ

動物飼育・実験申込書の提出により実験動物の購入を申込む

「動物飼育・実験申込書」 をダウンロードし必要事項を記入して、メール送信して下さい。
申込書は、納入希望日の7日前までに送信して下さい。
実験計画書承認番号は必須です。未記入の申込書は受付できません。
遺伝子組換え動物を使用する実験を行う場合は、遺伝子組換え実験計画書の承認番号も忘れずに記入して下さい。
送付先 :nakaumi@med.tottori-u.ac.jp

受付完了のメール受信

動物実験施設より申込書受付完了のメールを返信します。受付完了メール受信の有無を確認して下さい。

動物実験施設が発注手続きを行う

動物実験施設側で、飼育室の受け入れ状況を確認してから動物の発注手続きを行います。
提出された申込書に記入漏れ等がないか確認するとともに、飼育スペースを確保した上で発注します。

望された動物が納入出来ない等の事情が生じた場合は、申請者に個別に連絡します。
動物の購入費用は、利用者負担金として清算します。教室で物品請求システムへ入力される必要はありません。

申込書の返信メール受信

受け入れ準備完了後、動物実験施設より「センター記入欄」に追記した申込書を返信します。
返信された申込書の内容で飼育開始となりますので、必ず確認して下さい。

動物納入・飼育開始

返信された申込書に従い動物が納入されます。
納入された動物のケージ数、飼育室等の情報を確認票に記載し、事務室横の掲示板に貼り出します。
確認票をチェック後、掲示板から取り外して下さい。

ブリーダーからの実験動物の購入について

動物実験施設では、ブリーダー(実験動物繁殖業者)の飼育管理体制や品質管理体制等をあらかじめ精査し、動物実験施設が適切と認めたブリーダーにおいて繁殖された動物のみ搬入を認めております。動物実験施設は、次に掲げる業者を” 適切”なブリーダーとして認めております。

動物種 げっ歯類(マウス・ラット
・ハムスター・モルモット)
ブリーダー 日本SLC
日本クレア
ジャクソンラボラトリー
ジャパン
代理店(納入業者) 清水実験材料
友田大洋堂
TSアルフレッサ
動物種 ウサギ
ブリーダー 北山ラベス
日本SLC
代理店(納入業者) TSアルフレッサ
清水実験材料
動物納入日について

納入日は、代理店(納入業者)によって曜日が決まっています。

火曜日に納入 北山ラベス (代理店 : TSアルフレッサ)
水曜日に納入 ジャクソンラボラトリー
ジャパン (代理店 : TSアルフレッサ)
木曜日に納入 日本SLC・清水実験材料
(代理店 : 清水実験材料 ※2023年7月より納入が隔週となりました)
日本クレア (代理店 : 友田大洋堂)
動物購入手数料

動物購入にかかる発注・入荷手続き等を行うための手数料を頂いております。

動物購入手数料 動物購入金額(税込)の5%
(1円未満は切り上げ)
動物の飼育管理について

動物実験施設(米子)では、マウス・ラット・ハムスターなどの小動物の飼育管理(ケージ交換・給餌給水・日常点検)は、原則として利用者に行っていただきます。
動物実験施設に飼育管理支援を申込むことで、施設職員がこれらの作業を代行することも可能です。(課金あり)

ケージ交換

原則として1回/ 週

マウス・ラット・ハムスターなどの小動物の飼育ケージを清浄な床敷を敷いた飼育ケージに交換し、給餌と給水瓶の交換を行う。

日常点検

原則として3回/ 週

マウス・ラット・ハムスターなどの小動物の給餌・給水と、動物の死亡や水漏れなどの異常がないかをチェックする。

※これらの飼育管理を行ったら、「飼育管理記録」用紙に、作業内容を記録して下さい。

「バイオリソースセンター等」からの動物導入

「バイオリソースセンター等」とは

1.特殊な実験モデル動物や遺伝子組換え動物などの収集・分配事業を行っている公的機関や遺伝子組換え動物の作成受託、またはその収集と有償分配を行っている民間企業等の事です。
2.「バイオリソースセンター等」から動物を導入する場合、特に理由がなければ、凍結資源(凍結精子または凍結胚)を入手して下さい。この場合は、動物実験施設の研究支援により、凍結資源から個体復帰させることが可能です。
3.凍結資源が入手不可能な場合、動物実験施設が認める「バイオリソースセンター等」からの生体導入は可能としますが、原則として、検疫後、一般飼育室(バリアシステム、免疫不全動物飼育室、クリーン飼育室)へ導入します。

内容 利用者負担金
マウス(一式) 72,500円/1系統
ラット(一式) 85,500円/1系統

※微生物モニタリング費用を含みます。

4.「バイオリソースセンター等」として動物実験施設が認める機関・企業

1.理研BRC
2.医薬基盤・健康・栄養研究所
3.熊本大学CARD
4.米ジャクソン研究所
5.タコニック社
6.京都大学NBRPラット
7.サイヤジェン

「バイオリソースセンター等」からの動物導入に必要な書類

a) 凍結資源(凍結精子や凍結胚)の導入に必要な書類
利用者は、事前に下記の 1. 〜 2. の書類を動物実験施設にメールにて提出して下さい。なお、1. については、利用者がバイオリソースセンター等から入手して下さい。
1.国立大学動物実験施設協議会の共通様式(以下、国道協様式という)「遺伝子組換え動物の譲渡・提供・委託に際しての情報提供書(国動協様式3-2 )(遺伝子組換え動物の場合のみ必要) 2.「動物実験支援申込書

b) 生体の導入に必要な書類
利用者は、事前に下記の 1. 〜 4. の書類を動物実験施設にメールにて提出して下さい。なお、 1. 〜 3. については、利用者がバイオリソースセンター等から入手して下さい。また、 4. については、希望搬入日の7 日前までにメールにて動物実験施設事務へ送付して下さい。
1.国立大学動物実験施設協議会の共通様式(以下、国道協様式という)「遺伝子組換え動物の譲渡・提供・委託に際しての情報提供書(国動協様式 3-2)」(遺伝子組換え動物の場合のみ必要)
2. 
3.バイオリソースセンター等における当該動物の飼育環境を記述した「実験動物授受のための動物健康及び飼育形態調査レポート(国動協様式4
4.バイオリソースセンター等における当該動物に関する「微生物モニタリング検査証(ヘルスレポートと呼ぶこともあります)」
5.「動物飼育・実験申込書

他機関(ブリーダーおよびバイオリソースセンター以外)からの動物導入

1.他大学・研究所等から生体の導入は、原則として認めません。
2.他大学・研究所等から実験動物を導入する場合は、凍結胚、または凍結精子を使用した体外受精・胚移植によって導入します。
3.凍結胚、凍結精子などの凍結資源がない場合は、実験動物管理者と相談し、微生物クリーニング操作を実施できないかを検討して下さい。
4.微生物クリーニング操作によって、動物を導入する場合は、種雄などの生体を一旦隔離飼育室に当該動物を導入し、体外受精・胚移植法などにより、病原微生物の除去を行います。

内容 胚操作によるクリーニング
支援負担金 150,000円/1系統

※微生物モニタリング費用を含みます。

他機関からの動物導入に必要な書類

a) 凍結資源(凍結精子や凍結胚)の導入に必要な書類
利用者は、事前に下記の 1. 〜 2. の書類を動物実験施設にメールにて提出して下さい。なお、 1. については、利用者が他機関から入手して下さい。
1.国立大学動物実験施設協議会の共通様式(以下、国道協様式という)「遺伝子組換え動物の譲渡・提供・委託に際しての情報提供書(国動協様式3-2 )」(遺伝子組換え動物の場合のみ必要) 2.動物実験支援申込書

b) 微生物クリーニングに必要な書類
利用者は、事前に下記の 1. 〜 4. の書類を動物実験施設にメールにて提出する。なお、 1. 〜 3. については、利用者が他機関から入手する。また、4. については、希望搬入日の7 日前までにメールにて動物実験施設事務へ送付して下さい。
1.国立大学動物実験施設協議会の共通様式(以下、国道協様式という)「遺伝子組換え動物の譲渡・提供・委託に際しての情報提供書(国動協様式3-2 )」(遺伝子組換え動物の場合のみ必要)
2.他機関における当該動物の飼育環境を記述した「実験動物授受のための動物健康及び飼育形態調査レポート(国動協様式4
3.他機関における当該動物に関する「微生物モニタリング検査証(ヘルスレポートと呼ぶこともあります)」 4.「動物飼育・実験申込書

他の施設へ実験動物を分与する場合

「微生物モニタリング検査成績証」の発行

実験動物を他の施設に譲渡する際に「微生物モニタリング検査成績証」の提出を求められる場合があります。
「微生物モニタリング検査成績証」の発行を希望する場合は、「微生物モニタリング検査成績証発行申請書 」を動物実験施設に提出して下さい。

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